【ブログ】もしも裁判所から書面が届いたら? 第2回

2018-04-30

 みなさん,こんにちは。東京都千代田区神田にあるアトラス総合法律事務所の山本です。
さっそく,前回の続き,Bさんから訴えられた被告のCさんには,裁判所からどのような書面がどのような方法で届くのか説明していきます。

 Bさん(及び弁護士)は,裁判所に訴える際,訴える内容(誰に何を請求するのか等)を記載した「訴状」という書面を,裁判所に提出します。このとき,裁判所分と相手方のCさん分の計2通を提出します。
 そして,この訴状を受け取った裁判所は,裁判所分は保管し,Cさん分を「特別送達」という厳格な方法でCさんに郵送します。この書面は,基本的に裁判所の茶封筒に入っていて,「○○裁判所」や「特別送達」という文字が入っています。そして,郵便局の人が,原則として本人(Cさん)に手渡しで渡してサインをもらいます。渡し間違いがあったら大変なことになる書面ですから,書面の渡し方が民事訴訟法や郵便法という法律で厳格に決まっているのです。ということはみなさん,裁判所から請求はがきやEメールで書面が届くことはありませんし,ましてやラインで届くなんてこともありません。このような方法で裁判所(を語った誰か)から書面が届いたら,間違いなく「詐欺」です。警察に言いつけて,やっつけてもらいましょう。
 さて,Cさんに届いた裁判所からの書類の中には,Bさん(及び弁護士)が作成した訴状とともに,裁判の初回の日程が書かれた書類や反論を書くことができる書類が入っています。Cさんは,中身を確認してBさんから訴えられたことを知り,自分ひとりで対応する自信がなければ,弁護士に対応を依頼することになる,というのが一般的な流れになると思います。

 以上が,裁判所から書面が届く一場面です。次回は,今回みた「訴状」ではなく,「訴訟告知書」が届く場面を見ていきましょう。

 

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