【ブログ】同性婚

2015-07-30

神田の弁護士が自由奔放につぶやくブログ

 ~ゲーム,アニメ,ラーメンが好きな弁護士が何でもいいから気ままに語る~

 みなさん,こんにちは。弁護士の清水です。

何か,アメリカやら,ヨーロッパでは同性婚を認める傾向があるようなので,日本ではどうなのかについて私見を述べたいと思います

 ① 同性婚を法律で認めるのは違憲か?

 憲法で認められないなら,ここで話は終わってしまいますが,同性婚でよく取り上げられる憲法規定としては憲法24条があります。

  憲法24条

1項 婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

2項 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

 気になるのが,1項の「婚姻は両性の合意のみに基づいて」という点ですね。

 両性というのは,自然に読めば男性と女性を指すので,同性婚は認められないということになります。

 また,「夫婦が同等の権利を有することを基本として」とあるのも,夫婦は夫と妻を言うのですから,同性婚については憲法では想定していないと解することができます。

 ただ,憲法24条1項は,端的に,当事者の意思とは無関係に婚姻を強制されるわけではないことを意味しているに過ぎないなら,合憲の余地は十分にあります(昔は,お家の事情で女性が無理やり嫁に行かされたこともあったようですので)。

 ② 私見 

 違憲なら憲法改正しないと同性婚を認めることはできないですが,合憲なら認めてもいいんじゃないかと思います。

 同性愛者の気持ちを理解するのはなかなか困難ですが,正直な話,誰が誰を好きになろうかなんて関心がないんですよねえ。また,彼らが婚姻したからといって何か不利益があるわけではないし,少数派の選択肢はできるだけ尊重するほうが社会の連帯を高め,有意義だと考えるからです。

 諸外国で同性婚を認める傾向が高まっているのも,おそらく,私見と共有するところがあるからだろうとは思いますが,日本のように保守的な社会では同じようにはいかないかな。

 いずれにせよ,憲法上の問題については,少し研究が必要です。面倒くさいから私はやりませんけどね,よほどのご依頼がない限り。

 

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