【ブログ】知的財産法概要6

2018-09-05

東京都千代田区神田にあるアトラス総合法律事務所の管野です。

商標権は、商品やサービスが他の粗悪なものと間違われて評判が落ちるような事態を避けるために認められるものです。
具体的には、文字、図形といったいわばシンボルとなるようなものを、他の人が使えないようにすることができます。

最近では、こういった見た目で判断できるものだけでなく、音にも商標権が認められるようになりました。
例えば、CMで印象深い「正露丸」の『ラッパのメロディ』(大幸薬品株式会社)などです。

商標権が認められるものに似たシンボルを勝手に商品に付けたりすると、商標権侵害となる場合があります。似ているかどうかは難しい判断ですが、①見た目がどれくらい似ているか、②声に出して呼ぶと聞き間違えやすいか、③そのシンボルから受けるイメージが似ているか、といった点が基準になります。

意匠権は、見た目から美しさを感じ取れるデザインで、かつ、大量に作ることができるものについて認められます。著作権と特許権の間、といった感覚です。
例えば、おしゃれ用カラーコンタクトレンズの模様や色というのは、その見た目が美しく、商品として売るために大量生産できるものとなっています。そのため、意匠権の保護が受けられます。

これについても、似たようなデザインを勝手に使うことは許されません。似ているかどうかは、買う人が、そのデザインのうち特に興味を惹かれる部分を中心に判断することになります。

ここまで、知的財産法についてかいつまんで説明しました。なんとなくのイメージはお持ちいただけたでしょうか。

より具体的で深いお話については機会を改めて説明したいと思います。

 

 

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