【ブログ】靖国神社参拝

2015-12-10

 神田の弁護士が自由奔放につぶやくブログ

 ~ゲーム,アニメ,ラーメンが好きな弁護士が何でもいいから気ままに語る~

 皆さん,コンニチワ。弁護士の清水です。

 この前,プライベートで靖国神社に参拝する機会がありました。なんか,韓国人の放火事件なども発生したとかいう物騒な話もありましたが,静謐の中で参拝してきました。

 まあ,僕は右翼でもなければ,宗教にも興味はないんですが,一応弁護士なんで(゚∀゚),法的な観点から靖国神社について検討してみましょう。

   1 靖国神社

 神社だけでなく,遊就館にも入っていろいろ見物しました。

 戦没者の写真が多く張られているブースがあるんですが,僕の大叔父のうち3人が戦死して,靖国神社に合祀されたとのことで,どこかに飾られてないかと思って探したんですけど,写真の数が多すぎて見つけられなかったですね(検索システムとかあったんですかねえ(´゚д゚`))

 ただ,坂本龍馬とか高杉晋作を見つけたんですよね。なんでいるんだろー。

 靖国神社の歴史観や宗教観はよく分からないんですが,販売されている本とかはそっち系の方ばかりの著作物で,グッズも軍事マニアが喜びそうなものばかりでしたね。

 別にこういうの嫌いじゃないからいいんですけど(*_*)

    2 政教分離違反(憲法20条3項違反)

 よく問題になるのが,天皇陛下や内閣総理大臣の参拝ですよね。

 政教分離の観点からよく論じられますが,目的効果基準によって,憲法違反か否かが検討されます。

 要は,国や自治体が,特定の宗教と関わりを持った場合,当該行為の目的が宗教的意義をもち、その効果が宗教に対する援助、助長、促進又は圧迫、干渉等になる場合に政教分離に反するとされています。著明な判例法理(津地鎮祭訴訟)ですよね。

 よく,マスコミ関係で騒がれてきたのが内閣総理大臣の参拝ですけど,結局のところ,違憲か否かは,当時の参拝の態様や方式,参拝の回数などを考慮して個別的に判断するしかないでしょうね。 担当した裁判官の性格や思想が出るところでもあります。

 次に,天皇の参拝についてはどうでしょう。昔は昭和天皇も自然と参拝されていたようですけど。

 天皇の参拝については,政教分離のみならず,天皇の非政治性や中立性といった天皇制度の本質も問われるでしょうから,違憲になりやすいんじゃないでしょうか。

 一回試しに参拝してもらいたいですね(笑)。民事訴訟のルール上,左翼が天皇を訴えるということになりますから,右翼が激怒して内乱が起きそうですね。

   3 最後に

 まじめな話,靖国神社で参拝時に涙しているお年寄りを見ていると,僕みたいな法律かじっただけの若輩者が靖国神社についてどうこう言うのは僭越ですね。

 修習生の時,暇つぶしで,初めて靖国神社に行ったんだけど,何回行っても色々考えさせられる神社ですので,悪い神社ではないと思いますね(*´Д`)。

 

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