【ブログ】典型契約②

2019-02-05

 こんにちは。東京都千代田区神田にある法律事務所,アトラス総合法律事務所の佐々木です。
前回の私のブログでは,私たちの生活に関係の深い法律として民法があること,民法は契約類型をいくつか明記しており,それは典型契約と呼ばれていることを説明しました。
今日は,それら典型契約のうち,贈与契約を民法の条文とともに見ていきます。

贈与契約(民法549条)とは

 民法の条文をみると,「当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し,相手方が受諾をすること」によって,贈与となると書いてあります。何のこっちゃって感じですよね。例によって,ラーメン屋の事例で説明します。

 事例:司法試験受験生のA君が2018年度の司法試験に合格し,A君がよく行くラーメン屋の店主Xが,A君が司法試験に合格したお祝いに,「お金はいいからこれ食べな!」とラーメンを無料でA君に提供したのに対し,「ありがとうございます!頂きます!」とA君はそれを受け取った。

民法の条文に引き付けると,この事例では,店主XのA君に対するラーメンの無料提供の意思の表示,「お金はいいからこれ食べな!」という発言が,「自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示」したことになります。これに対し,A君がラーメンを受け取る意思の表示,「頂きます!」という発言が,「相手方が受諾をすること」にあたります。

次回も典型契約の各種類型を,ラーメン屋での事例を元に説明していきます。

 

 

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