【ブログ】珍事件2

2015-12-01

 神田の弁護士が自由奔放につぶやくブログ

 ~ゲーム,アニメ,ラーメンが好きな弁護士が何でもいいから気ままに語る~

皆さん,こんちわ。弁護士の清水です。

 今日は,例の事件(弁護士が局部を切られた事件)について,いよいよ公判が開かれたということです。 僕は,傍聴できませんでしたが,詳細な内容が判明してきましたので,面白おかしくではなく,真剣に論評していきたいと思います。

  1 事件のおさらい

 平成27年8月17日午前7時30分頃,港区虎ノ門のビル4階の法律事務所にて,弁護士が元プロボクサーの男性から殴打され,気絶させられたたうえに,局部を切断されて,重傷を負った。

 犯行の動機は,その法律事務所で働いていた女性事務員が被疑者の妻で,被害弁護士と不倫関係になったことにあるとされている。

  2 第1回公判(10月28日)

 刑事裁判の基本的な流れは,裁判官が法廷に入って,被告人の人定質問(氏名や職業等の確認)をし,検察官が起訴状朗読後(どこで,いつ,どんな方法で,いかなる犯罪を犯したかを簡単に述べる)裁判官から黙秘権などの説明や注意を被告人に対してします。

 その後,罪状認否(起訴された内容を認めるか否か)を被告人及び弁護人に問います。

 本件では,起訴の内容については認めることになります。そして,証拠調べがあったようですが,証拠調べに入る直前には検察官の冒頭陳述があり,そこでちょっとトラブルがあったようです。

 冒頭陳述とは,犯行の経緯や動機,犯行の態様なども含め起訴事実をもっと詳細に述べたもののことですが,下記のような条文がございます。

   刑事訴訟法296条

 証拠調のはじめに、検察官は、証拠により証明すべき事実を明らかにしなければならない。但し、証拠とすることができず、又は証拠としてその取調を請求する意思のない資料に基づいて、裁判所に事件について偏見又は予断を生ぜしめるおそれのある事項を述べることはできない。

 このような規定がありまして,検察官が被害弁護士と事務員の不倫関係を示すメールなどについて詳細な内容を述べようとしたことが,裁判所に予断や偏見を与えるということでしょうね。というよりも,被告人があまり知りたくなかっただけかも・・・。

 やむを得ず,冒頭陳述は次回に延期されたようです。珍しいですね。

 また,プライバシー等の観点から,被害者の氏名や所属事務所についても明らかにせずに審理を進めて行くようですが,これだけ影響力のある事件で,ネット社会ですからあんまり意味ないですね(>_<)

  3 第2回公判(11月26日)

 延期された冒頭陳述後に証拠調べがあり,事件の真相が明らかになってきました。

 被害弁護士は失神して,目を覚ました後,「ここどこ? なんで血出ているの」と錯乱したこと,それを見た被告人が嘲笑していたこと,事件の一部始終を被告人の妻(被害弁護士の不倫相手)が傍観していたことなどが語られたようです。

 僕だったら,起きて下半身血で真っ赤になっていたら,それだけで再度失神しますね。

 さらに,あそこも喪失していたということになれば,夢の中だと思うでしょうね。

 そんな被害弁護士を被告人は嘲笑し,被告人の妻も傍観していたとか酷すぎ(*_*)

 次回,12月には被害者と被告人の妻の尋問が予定されているようですが,面白そうですねえ。

 さらに,被害の状態については,陰茎は1センチしか残っておらず,生殖機能も喪失,小便器では用が足せないといった悲劇的な状況になっているようです。

 加療1年ということで,弁護側は加療期間を争うそうですが,こんなところを争ってもしょうがないような気もしますね(これが刑事弁護の現実ですよ,猫パンチ程度の反論(´゚д゚`))。

 さらに,被害弁護士と女性は不倫関係にあったこと,最低でも6回は性交渉していたこと,強姦されたのはうそだったことがわかりましたが,ここで,被害弁護士の性癖も明らかになってしまいました。

 セーラー服やブルマを着せて性交渉していたようです。

 弁護士の先生はこういうのが好きな人が多いですからね。

 おそらく,スクール水着も着せていたんじゃないでしょうか?(笑)

 不倫していた非についてはもはや認めざるを得ないにしても,こんなことまで明らかにされるのは恥ずかしいですよね。被害者なのに・・・・・。

 今後,証人尋問,被告人質問と続き,判決は2月頃でしょうけど,進展があれば,また論評していきたいと思います。

 

ページの上部へ戻る

Copyright(c) 2015 アトラス総合法律事務所 All Rights Reserved.