よくある相続トラブルと解決方法

相続のトラブルは様々です。

よくあるのが,遺産分割協議の場面で,分割方法の見解の相違で相続人同士話がまとまらない事例であったり,相続人が多数いて,全く連絡が取れないような相続人が出てきて遺産分割手続が進まない事例が挙げられます。

また,遺言書が作成された場合に,被相続人は生前遺言書に記載されているような考えはしない筈や判断能力が全くない状況だったのに,そのような遺言書が作成されたとして,遺言の効力を争う事案や,相続人の一部が被相続人の相続財産を無断で使い込み,横領するなど,相続財産を減少させる行動をとった,など,枚挙にいとまがありません。

このように,相続問題は単純に資産の分配というわけにいかず,根本的には感情によるところが大きいですので,当事者同士で解決をするとしても感情が解決を妨げますので,弁護士などの第三者を入れて解決にあたることが望ましいでしょう。

さらに,相続には様々な法律との関係があります。
例えば,時効との関係が挙げられます。

よくあるケースとして,遺言で一人の相続人だけに全ての財産を譲る旨の内容となり,他の相続人に相続分が一切無い場合には,法律に規定されている遺留分に基づき,相続分が一切ない相続人が,遺言により相続財産を受け取る相続人に対し請求することが出来ます。

ただし,請求出来る時期に制限があり,相続の開始及び減殺すべき贈与又は遺贈があったことを知った時から1年間,相続時より10年間,とする期間制限が法律上定められています(民法1042条)。

遺産相続にまつわるトラブルは上記の時効の観点など,様々な法律面で問題となることがありますし,時効の例でいえば,「知った時」とはいつからなのか,など事実関係をどのように適用するのか,なかなか難しい問題があります。

気付いた時には時効で請求出来なかった,という事態も起こり得ますので,何か疑問に思ったり不自然に思ったら,直ぐに弁護士に相談することをお勧めします。

 

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