【コラム】未成年について

2021-04-19

こんにちは、東京神田にあるアトラス総合法律事務所の加藤です。

 

今回は未成年者が一人でできる(法律)行為についてお話をしたいと思います。

 

 まず「未成年者」とは、年齢が20に満たない者のことを言います。これは皆さんご存知の通りかと思いますが、民法の第4条で規定されています。

 

 この未成年者が法律行為をするには原則その法定代理人の同意が要ります(民法第5条1項本文)。法定代理人は、親がいる場合にはその親がなる場合がほとんどで、親がいない場合には未成年後見人を付けられます。そして、未成年者が勝手に単独でした法律行為は取り消すことが出来ます(同条2項)。

 ではお小遣いを使って飴とかジュースも買えないの?という疑問があるかもしれませんが、ここで例外があります。

 それは、法定代理人が目的を定めた、もしくは定めないで処分を許した財産は未成年者は自由に処分できるということです(民法第5条3項)。つまり、「これで飲み物でも買ってきなさい」や「自由に使っていいよ」言われたとき、そのお小遣いは自由に使えるということです。

 他の例外としては、特定の営業を許された未成年者はその営業に関して成年者と同一の行為能力を有するとされています(民法第6条1項)。また、単に権利を得たり、義務を免れたりする法律行為(未成年者に不利にならないような法律行為)は単独でできます(民法第5条1項但書)。

 

 おおまかに未成年者が一人で出来ることは分かっていただけたでしょうか。

 

ちなみに年齢に関連して、「うるう日に生まれた人は年を取らないの?」「なぜ4月1日生まれの人は前の学年なの?」という疑問があります。

これには今までお話してきた民法と、年齢計算ニ関スル法律という法律が関係してきます。これらの法律では、人は誕生日の前日が終わる瞬間に歳をとるとされています。つまり、うるう日生まれの人は2月28日、4月1日生まれの人は3月31日、が終わる瞬間に歳をとっています。だから、うるう日生まれの人も歳をとるし、4月1日生まれの人は前の学年なんですよね。

 

もし未成年者に関して、またそうでなくともなにか法的なお困りごとがございましたら、お気軽にアトラス総合法律事務所にご相談ください。             

                               以上

   

   

 

 

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