【ブログ】離婚原因と離婚の種類

2021-07-27

◆ 第2話
離婚原因その1
(1) 離婚の分類
離婚には、①協議離婚、②調停離婚・審判離婚、③裁判離婚の三種類があります。①から③の順に段階が上がっていくと考えてください。

① 協議離婚(民法763条)
これは、夫婦間で離婚の合意が成立した場合に、市区町村役場に離婚の届出をすることで離婚が成立させるものです。
すなわち、(ⅰ)夫婦相互間に離婚の意思があること、(ⅱ)離婚の届出が必要となります。
日本における離婚の9割がこの協議離婚に当たります。
ちなみに、婚姻の場合も(ⅰ)相互間に婚姻の意思があること、(ⅱ)婚姻の届出が必要です。婚姻の始まりと終わりが同じ手続きなのはわかりやすいですね。

② 調停離婚
離婚の協議が成立しない場合、後述の裁判離婚をすることになります。しかし、裁判をする前に、まずは調停をします。裁判までしなくても、話し合いで解決できないか?と試みる場です。
ここで、裁判所を交えて話し合った結果、夫婦間で離婚の合意がされた場合には、調停離婚が成立します。

③ 裁判離婚(民法770条)
これは、以上の協議離婚、調停離婚を経ても離婚につき合意が成立しない場合に、裁判所が判決により離婚を認めるというものです。また、これは夫婦間に離婚の合意がないにもかかわらず離婚を認めるというものであるため、裁判所もなんとなくで離婚を認めることはできません。法律で決められた条件、すなわち離婚原因を満たしたときにのみ認められます。

簡単にまとめますと…

協議離婚、調停離婚→夫婦間の合意がある。離婚原因は不要
裁判離婚     →夫婦間の合意がない。離婚原因が必要
 
となります。

(2)結び
 今回の話を聞いて、じゃあ離婚原因ってなに?と思った方もいらっしゃると思います。次回は、その離婚原因にはどのようなものがあるのかについて詳しくお話ししたいと思います。

 

 

 

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