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作成日:2015.04.17 最終更新日:2021.09.16

離婚の真実、裏の顔

神田の弁護士清水祐が自由奔放につぶやくブログ

~ゲーム、アニメ、ラーメンが好きな弁護士が気ままに語る~

えー。みなさんこんにちは,弁護士の清水です。

なんか、最近芸能人や有名人の離婚の話がテレビなどで報じられています。

離婚案件については、仕事上よく相談に乗りますけど、芸能人であろうが一般人であろうが離婚の争点は、第1に離婚事由です。ワイドショーもそこにスポットを充てて取り上げているようです。

法律上は、協議離婚の場合、合意の下で、離婚届に判押せば、理由なんていりませんが、夫婦間で離婚の協議が整わない場合には離婚の理由が問われます。すなわち、離婚を求める側からすると、離婚を認めるだけの法定の事由を主張、立証しなければ相手方がノーという限り、離婚が認められることはないということになります。

芸能人の離婚で言われる価値観の違いとか、多忙によるすれ違いなどは全く理由になりませんし、最近よく聞かれるモラハラというのもそれだけで離婚を認めるケースはほとんどないと思われます。

離婚したいけど離婚を認めてもらえないなら、慰謝料であれ、解決金であれ、金銭を払って同意してもらうしかない。そうすると、離婚を求められる側からしたら、まあ,軽々に判は押さないことですね。離婚してほしいならお金を用意しろということで、交渉、調停、裁判という解決の手順を踏むことになります。

あと、親権については,ほぼ妻側に行ってしまうので、夫はこの点では不利です。子供は母親のお腹から出てくるので仕方ないですね。子供に対して愛着があるなら、養育費の支払いなどを忠実に実行していきながら、面接交渉の機会を確保するほかないでしょう。

私のような結婚も経験したことのない人間がいうのは大変恐縮ですが、離婚でもめる男女を見ていると結婚なんてしない方が無難なようですね。

【まとめ】

夫婦の一方が拒否すれば、離婚はなかなか認められない

離婚を求められても、簡単に、判は押すな

離婚したいなら、不倫の決定的証拠等をつかんでない限り、お金が必要

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